コロンビア産らしい透明感が美しい原石です。小さいながら見どころがたくさんあるユニークなクラスターです。
【ブルースモーク】メインのポイントは先端部にブルースモークのファントムが薄く入っています。ブルースモークはLEDライトで照らすと水色に光って見えます。
【セルフヒールド】メインのポイントの根本付近と先端部、さらに底面の合計３ヵ所がセルフヒールドとなっています。セルフヒールドとは一度欠損した部分が再結晶したもので、自己修復、治癒、再成長といった意味合いを持ちます。
【レムリアンリッジ】柱面には全体に非常に細かいレムリアンリッジが刻まれています。肉眼ではやや見えにくいです。
【ダウクリスタル】小さい方のポイントはファセットが７角と３角が交互になったダウクリスタルとなっています。ダウクリスタルはマスタークリスタルのひとつで、自然界では珍しい理想的な結晶形であり、完全なバランスを体現しているといわれます。
【シンギングクォーツ】叩くと高音を発するシンギングクォーツです。指先で軽く叩くと澄んだ音色が響きます。
コレクションにおすすめのユニークな原石クラスターです。
ブルースモーククォーツとは
ブルースモーククォーツは、近年コロンビアで発見された珍しい水晶です。青白いもやのようなインクルージョンが入っており、オパレッセンスを呈します。幻想的な外観の水晶です。
「ブルーミストクォーツ」「レムリアンミストクリスタル」「パスウェイクォーツ」「エンジェルブレッシング」など多数の別名があります。
原子レベルのトンネルを持つ水晶
ブルースモーククォーツの特徴は、煙のような青白いインクルージョンです。当初このインクルージョンは角閃石と思われていたそうです。しかしカリフォルニア工科大学に分析を依頼したところ、これは他鉱物ではなく、結晶内に出来た原子レベルのトンネルである事が判明したということです。
このトンネルを通って原子が出入りしたりするそうで…この水晶の中では一体何が行われているのでしょうか？実に不思議なクリスタルです。
メタフィジカル的には、このトンネルは高次の意識につながる通路であるといわれます。
ソウルセルフにつながるクリスタル
ロシアンレムリアンの発見者であるキャサリン・クラコリーチェ氏は、この水晶を「パスウェイクォーツ」と名付けています。結晶内のトンネルは天上界への秘密の通路なのだとか。
実際に手にしてみると、普通の水晶とは似ても似つかないエネルギーを持っていることがわかります。
陰でもなく陽でもなく。まっさらで、静謐。
私にはこの水晶が時間の無い領域につながっているように感じられます。
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| 石の詳細 |
ブルースモーククォーツ（コロンビア産）
Santander Province, COLUMBIA
66×22×13mm 13g |
