シルキークォーツは、角閃石の微細なインクルージョンを含む半透明の石です。石の中で光が散乱するため月光のような柔らかなオパレッセンスを呈します。そのため別名ムーンクォーツとも呼ばれます。中でも青みを帯びたものは特にブルームーンクォーツと呼ばれます。主な産地はブラジルとパキスタンのK2です。
こちらはK2産かどうかは確認がとれませんでしたが、パキスタン北部の産出です。
細長いポイントが接合したクラスターで、全体に透明度が高く、光沢感の強い結晶です。角閃石のインクルージョンは少なめですが、先端付近に青みを帯びたファントム層を形成しています。黒い背景で見ると大変幻想的なクリスタルです。
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石の詳細 |
パキスタン産シルキークォーツ
Baltistan, PAKISTAN 87×35×28mm 76g |