珍しい非加熱シトリンのエンジェルラダークォーツです。
スモーキーイエローの玉に入った青白いモヤ状のインクルージョンが、自然光でもうっすらと見えています。
ペンライトで照らすとはっきりした青いシラーとなります。
写真上段はペンライトなし、下段はペンライトで照らしたものです。
エンジェルラダークォーツとは
エンジェルラダークォーツは、自然光下では普通の水晶玉ですが、ペンライト等で玉の中を照らすと、薄青いシラーが浮かび出る珍しい水晶です。
雨上がりの時などに、雲の隙間から日光が漏れて筋状に見える現象のことを「天使の梯子」と呼んだりしますが、それにちなんで、「エンジェルラダークォーツ」という名が付けられています。
別名エンジェルフェザークォーツ、ハイダウェイクォーツ、クレパスキュラークォーツ、ディスロケーションクォーツとも呼ばれます。また中国では藍針水晶と呼ぶそうです。
特定の場所から産出するものではなく、ブラジル、中国、インド、マダガスカルなど、広範囲の地域から見つかっています。
鉄分の影響の強い地域ではピンク色のタイプも見つかっており、希少価値から高価格で取引されています。
石の詳細 |
非加熱天然シトリン(ブラジル産)エンジェルラダークォーツ 玉サイズ 9.5〜10mm |