原子レベルのトンネルを持つ水晶
近年コロンビアで発見された珍しい水晶です。青みを帯びた煙のようなインクルージョンがあるため「ブルースモーク」と呼ばれています。
全体にオパールのような柔らかい色を帯びており、柱面にはリチウムを含むクーカイトが点々と付着しています。中ほどから根本にかけて青い煙のようなインクルージョンが入っているのが特徴です。この部分をライトで照らすと綺麗な水色になります(写真4枚目)。
この青い煙のようなインクルージョンの正体は、なんと原子レベルのトンネルである事がカリフォルニア工科大学による分析で明らかにされています。
このトンネルを通って原子が出入りしたりするそうで…この水晶の中では一体何が行われているのでしょうか?
ロシアンレムリアンの発見者であるキャサリン・クラコリーチェ氏は、この水晶を「パスウェイクォーツ」と名付けています。
結晶内のトンネルは天上界への秘密の通路なのだとか。
実際に手にしてみると、普通の水晶とは似ても似つかないエネルギーを持っていることがわかります。
推定左水晶ですが、一般的な左水晶らしさはどこにもありません。
陰でもなく陽でもなく。まっさらで、静謐。
私にはこの水晶が時間の無い領域につながっているように感じられます。
石の詳細 |
ブルースモーククォーツ(コロンビア産) JesusMaria, Santander Province, COLUMBIA 50×22.1×19.7mm 33g |