オリーブグリーン色の宝石質スファレライトを伴った水晶クラスターです。
スファレライトのうち、このような宝石質のものはクライオフェンという別名を持ちます。
ダイヤモンドに匹敵する屈折率と分散度を持つため、非常に煌めきが強く、「幻惑の石」というあだ名が付いています。
光が強く反射するので写真が難しいのですが、透明度と照りの良さがおわかりいただけると思います。
光をうまく当てるとファイアが見える箇所もあり、楽しいです。
母岩を覆っている水晶は、ごく小さなポイントが放射状に育っており、白い小花のような愛らしさです。
ブルガリアの水晶
ブルガリア南部、水晶の主たる産地であるMadanでは、方鉛鉱、黄鉄鉱、スファレライト、ロードクロサイトなどが多く産出されます。水晶もそれらの鉱物と共生している場合が多いです。
ブルガリアの水晶は、すりガラス状の半透明のものや、純白のミルキークォーツが多く、完全に透明なものは少ないです。
個々のポイントが放射状に伸びてお花のような形状になったクラスターが多いのも特徴です。
お届けについて
メール便不可。お届けは宅急便コンパクトとなります。
石の詳細 |
ブルガリア産水晶クラスター(宝石質スファレライト共生)
Madan, Plovdiv County, BULGARIA 86g |